カゴシマ・クリップ

鹿児島。西郷どん(せごどん)。カフェ・ランチ。なんでも書くブログ。

〔2017年7月〕清水寺本堂の工事の状況は?今だけの限定バージョンはいつまで?



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京都の世界遺産・清水寺は現在絶賛工事中。初めて見る方も、何回と見てる方も、今しか見れない清水寺に行く価値あり。すっぽりと覆われた限定素屋根バージョンはいつまで続く?

清水寺《平成の大改修》

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清水寺、皆さんも行かれたことあるのではないでしょうか。僕も鹿児島に住んでいながら4回、清水寺に行ったことがあります。中学の家族旅行、高校の修学旅行、大学の友人との旅行、社会人になって恋人との旅行。京都を訪れた際には、必ず訪れるスポットですよね。

 

毎回、さすが世界遺産!と感動を与えてくれる歴史ある寺院なわけですが、それだけに徐々に風雨に晒され、痛みが出て来ていたそうな。このため、「平成の大改修」として2010年から清水寺が有する国宝又は重要文化財のうち9つについて改修が始まっています。

 

僕が今回、5回目として訪れた清水寺は、これまでとは全く異なる姿をしておりました。2017年春には本堂が完全に見れなくなっていたようです。

 

拝観は行える?

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本堂が見えてきました。明らかに覆われています。ただし、工事中でも拝観は行えます。拝観料も同じように必要です。中の様子が気になって仕方ないので、本堂に入ってみたいと思います。

一部施設(本堂・舞台)
大人   400円
大学生  400円
高校生  400円
中学生  200円
小学生  200円
団体割引なし。障害者予約無料

 中は完全に工事現場

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ぱっと見、工事現場に入っていく外国人ツアー客。ここが清水寺本堂とは思えないくらいに入り口はがっちり覆われています。

 

素屋根工事の様子が見える

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補修中の建物が風雨に曝される等の被害を受けないよう、建物全体を覆う全天候屋根の素屋根。今回の大掛かりな修理は昭和42年以来なので、約半世紀ぶりとのこと。

 

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もくもくと作業を行う職人さん。完全に芸術だ(・o・)下から見ているだけで足が震えてくるくらい怖いのですが・・・気をつけて下さーーい

 

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本堂の目の前に広がる素屋根の骨組み。世界遺産を覆う骨組みはそれはしっかりと。そして、伝統的な工法なのでしょうか。あまり見ることのない足場は見るだけでスリリング。

 

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下を見るとヒイイイイイーーーー( ;∀;)

礼堂は変わらず

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礼堂は相変わらず外国人観光客の避暑地・休息の場所になっておりました。

 

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多少なり光が差し込む壮厳さは改修中でも変わりない。

プチ・清水の舞台が用意されている 

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全体を覆う素屋根は幅約48メートル、奥行き約42メートル。でかい。立派。もう、僕が生きてる間にこの工事の姿を見ることはないだろう。中央に、工事中でも楽しむことができるプチ・清水の舞台が用意されています。

 

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プチ・清水の舞台の様子。平日の夕刻でたくさんの人々。休日は人だかりになりそうな雰囲気。

 

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ウォーーーイ!下方の景色は確保されていましたが、市街地側の撮影はとてもとても無理です。これは残念。

 

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すっぽり覆われた限定バージョンの清水寺もいいのかも。

今後の予定としては以下の通り。

  • 平成28年度  素屋根の建設(平成29年1月以降に着手予定)
  • 平成29年度~ 檜皮葺の葺き替え、厨子の漆塗り等の補修、漆喰壁の塗り直し
  • 平成31年度  檜皮葺完了・素屋根の解体(平成32年3月に完了予定
  • 平成32年度  舞台の破損部分等の補修 

2020年(平成32年)3月までこの状況が続くようですね。けっこう長い間、本堂の様子は見れないのは残念ですが、これもまた、風情あり。今だけの清水寺、チェックしてみてはどうでしょうか?

清水寺

《住所》京都府京都市東山区清水1丁目294

《電話番号》075-551-1234

《交通案内》 京阪電車祇園四条駅・阪急電車河原町駅下車、市バス清水道/五条坂から徒歩約10分

《駐車場》 バス50台分2500円(京都市営)

《拝観・開館時間》 6:00~18:00又は18:30(8月~9月)

《休日》 無休

 

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