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鹿児島。西郷どん(せごどん)。カフェ・ランチ。なんでも書くブログ。

〔2018・保存版〕33のスポットを巡る!大河ドラマ「西郷どん」を極める鹿児島市の旅



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2018年大河ドラマ「西郷どん」で注目を集めること間違いなしの鹿児島市の西郷隆盛ゆかりの地を紹介します。1日あれば、西郷隆盛ゆかりの地は、極められる!

 2018年大河ドラマ「西郷どん」関連地を巡ろう

鈴木亮平演じる西郷隆盛が主役の2018年大河ドラマ「西郷どん」。きっときっと、この鹿児島市が脚光をあびることでしょう。

 

2018年大河ドラマ・西郷どんを見て、鹿児島市を訪れようと思ってくれたあなたに、西郷どんゆかりの地を巡る旅をコーディネートしたいと思います。

 

鹿児島市を巡る旅は、鹿児島シティビューなどもあるが、できればレンタカーや自家用車で巡ってほしい。今回紹介するスポットは、以下の通り。ざっと目を通してほしい。

 

そして、今回紹介するスポットの全てを記載した地図がこちらになる。ぜひ、参考にしてもらいたい。それでは、全力紹介をスタートしたいと思う。よろしく!

 

まず、鹿児島市の「加治屋町」からスタートだ。

西郷隆盛(吉之助)が生まれ育ったのが、鹿児島市の「加治屋町」だ。

 

1.西郷隆盛生誕地

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西郷隆盛生誕地

今の鹿児島市の中心地、天文館や鹿児島中央駅からほど近くに、西郷隆盛生誕地はある。西郷隆盛(鈴木亮平)は1827年、薩摩藩の下級武士・西郷吉兵衛隆盛(風間杜夫)の長男として生まれる。

 

恩賞として位階をもらうことになった西郷吉之助が、名を役所に届ける際に、友人が間違って申請して父「隆盛」の名をそのまま使うことになったのは有名な話だ。

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当然といえば当然だが、西郷隆盛の弟、西郷従道(錦戸亮)もここで生まれている。小さいながらも石碑を見ることができる。

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2.大久保利通生い立ちの地

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大久保利通生い立ちの地

そして目と鼻の先に大久保利通(瑛太)の生い立ちの地もある。大久保利通は幼少時にここに移り住み、薩摩独自の教育体制「郷中教育」を通じて西郷たちと親交を深めていく。

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僕は当然ながら原作である林真理子著「西郷どん」を読んだ。大久保利通の描かれ方は、どうしても国側・政府側になるんですよね。

 

でも、実は晩年まで、西郷と大久保は硬い絆で結ばれていたんだよな。2018年大河ドラマ・西郷どんでどのように描かれるのか楽しみなところ。

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3.大久保利通 誕生の地

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大久保利通誕生の地

大久保利通の出生地は、少し離れたところにある。記念碑はあるのだが少々分かりにくいかも。

 

でも近くだからせっかくだから寄りたいところ。

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4.村田新八 誕生の地

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村田新八 誕生の地

2018年大河ドラマ「西郷どん」でブレイクするであろう堀井新太演じる村田新八。西郷を慕う弟分。堀井新太は何度も研究のために鹿児島を訪れていたようで非常に好感が持てる。原作を読む限りではどこまで深い役柄となるかは分からないが、注目の偉人である。

 

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西郷が島津久光に島流しにされた際は、喜界島に流罪にされた。西郷が流罪から本土に帰ることが決まった際、村田新八のことを気にかけ、周囲が止めるのを振り切り、共に本土へ連れ帰ると頑なに言ったそうだ。

 

村田新八は大久保利通からも大層期待されていたようだが、最後の死に至るまで西郷と行動を共にする。西郷を誰よりも慕った男だろう。

 

5.篠原国幹 居宅跡

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で、先ほどの村田新八誕生の地は、鹿児島県立中央高校の敷地に接したところにあるのだが、何ともこの地には偉人の石碑が沢山あるのでぜひ立ち寄りたいところ。まずは篠原国幹。

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戊辰戦争では小銃三番小隊長として各地に転戦。明治初期に陸軍少将となるものの、征韓論に敗れた西郷隆盛にしたがって下野する。西南戦争では西郷軍一番大隊長として出陣するが、あの田原坂の戦いで戦死する。この男も西郷隆盛に惚れた男だろう。

 

6.井上良馨 誕生の地

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井上良馨誕生の地

薩英戦争、戊辰戦争に従軍。維新後は海軍。海軍大学校校長、海軍参謀部長横須賀鎮守府司令長官。昭和まで生きた渋い偉人。

7.東郷平八郎 誕生の地

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東郷平八郎誕生の地

そして東郷平八郎。軍人。海軍大将・元帥。日露戦争では連合艦隊司令長官となり、日本海海戦でバルチック艦隊を全滅させた。のち、軍令部長・東宮御学問所総裁を歴任。

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8.大山巌 誕生の地

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大山巌誕生の地

海軍大将の東郷の生まれもここ鹿児島市加治屋町元帥・陸軍大将。鹿児島の生まれ。西郷隆盛の従弟。陸相・参謀総長を務め、日露戦争では満州軍総司令官。

 

さて、ここまで加治屋町近辺の偉人の誕生地を回って満足してはいけない。次に、あの大河ドラマ館に行くことにしよう。

 

9.大河ドラマ「西郷どん館」

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加治屋町近くに大河ドラマ・西郷どん館がある。絶賛建築中であるが、西郷どんが放映され始める2018年1月にはオープン予定だ。開館は1年間限定でもあるし、絶対に行った方がいいスポットだろう。

 

詳細は下記の記事を見てもらいたい。

 

10.歴史ロード・維新ふるさとの道

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歴史ロード・維新ふるさとの道


さあ、大河ドラマ館を満喫したなら、次へと進もう。

 

加治屋町は、鹿児島の河川・甲突川のほとりにある。この川沿は歴史ロード維新ふるさとの道として、明治維新150周年に合わせて改修中だ。ぜひこの道を辿りながら維新の雰囲気を味わってほしい。

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11.維新ふるさと館 

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維新ふるさと館

この維新ふるさとの道に沿って中央駅方向に歩くと、次は維新ふるさと館だ。ここも先日、全面的な改修がなされ、西郷隆盛を始めとした薩摩の偉人たちの生涯を学ぶことができる。ぜひ見学してほしい。 

12.大久保利通銅像

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大久保利通銅像

維新ふるさと道を最後まで5分ほど歩くと、大久保利通像が現れる。大久保利通像の建設は、西郷隆盛銅像からするとかなり後だったと言われているが、国を変えた維新の立役者である。記念写真に収めよう。

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13.西郷隆盛邸宅跡(上之園町)

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西郷隆盛邸宅跡

もう少し、近くの名所を回ってみよう。次は徒歩圏内で維新ふるさと道から橋を渡ろう。そこは西郷の邸宅跡が見えてくる。西郷隆盛は数回鹿児島でも引っ越ししているが、この上之園には1869年まで住んでいた。借金返済のために加治屋町の邸宅を引き渡し、この上之園町に移ったそうだ。さらにこの後、征韓論に破れた西郷は、鹿児島市武に引っ越すことになる。

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ここまで回ったら、加治屋町の旅はひとまず終了だ。駐車場に戻り、車で移動しよう。

14.西郷隆盛屋敷跡

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西郷隆盛屋敷跡(西郷公園)

加治屋町から車で5分強。鹿児島市武に鹿児島でのひと時を過ごした西郷隆盛邸跡が公園になっている。西郷の晩年、1987年に西南戦争を引き起こすまでの4年間をこの屋敷で過ごした。西郷隆盛がここに住んでいた時の名前は自ら「武村の吉」と名乗り、農耕に勤しんだ。村の人々と穏やかな日々を過ごす中で、西南戦争に担ぎ出される。その西南戦争でこの屋敷は消失してしまう。

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15.西郷家の墓

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西郷家の墓

西郷隆盛の祖先とその一族の墓地が鹿児島市にある。ここには西郷隆盛の父・西郷吉兵衛(風間杜夫)、母・西郷満佐(松坂慶子)、西郷隆盛の弟・次男・西郷吉二郎(渡部豪太)、奄美大島で愛加那(二階堂ふみ)との間に生まれた西郷菊次郎など、名だたる西郷一族が眠っている。

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16.僧月照の墓

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僧月照の墓

次は加治屋町から車で5分。ここは西郷隆盛の良き理解者である京都・清水寺住職月照(尾上菊之助)のお墓がある南洲寺だ。

 

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井伊直弼の安政の大獄から逃れるために西郷を頼るが、薩摩藩に毛嫌いされ、日向送りとなる。死を覚悟した月照は、西郷と手を絡めあいながら錦江湾に入水。西郷だけが生き残ることとなる。

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17.天保山砲台跡

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天保山砲台跡

薩英戦争時にイギリス艦隊を砲撃した砲台跡。80ポンド砲を11も備えることができたのは薩摩藩だからこそ。現在は砲台の台座の一部を見ることができる。

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18.調所広郷銅像 

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調所広郷の像

ここまで来たならば、調所広郷(竜雷太)や坂本龍馬夫妻の新婚旅行記念像も写真に収めよう。

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19.涙橋決戦の碑

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涙橋決戦の碑

熊本で敗れ鹿児島に退いた薩軍の一部と官軍の6時間にも及ぶ死闘。90名の薩軍兵士が戦死したが、当時の石碑はここに残っている。涙橋電停はいまでも市電停留所として使用されており、市電に乗りながらでもその碑を確認することができる。

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20.史跡・福昌寺跡(島津家墓地)

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福昌寺跡(島津家墓)

島津家歴代の当主の菩薩寺にある墓所。島津斉彬(渡辺謙)や島津久光(青木崇高)の墓が残されている。島流しにあった西郷が本土薩摩に戻った際も、ここを墓参のために訪れたという記録が残っている。

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21.別府晋介誕生の地

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別府晋介誕生の地

西郷隆盛に最も慕われたと言われる勇将・別府晋介は、薩摩の田舎町・吉野で生まれる。遣韓使節では西郷の密命で朝鮮半島に渡り、政争に敗れると西郷と共に薩摩に戻るなど、西郷に実直に従い、最後まで共にした男だ。

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22.桐野利秋誕生の地

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桐野俊秋誕生の地

さらにもう1人、西郷を心から慕う男の誕生地がすぐ近くにある。それが桐野利秋だ。鹿児島には、今もなお勇猛果敢な男を「ボッケもん」というが、まさしくこの男はその典型だ。貧しい家系に生れながら、武芸に励み西郷の右腕として認められるまでになる。

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23.多賀山公園

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ここから鹿児島市を北に向かい、島津家庭園・仙巌園に向かうわけだが、多賀山公園に寄ろう。鹿児島市は一望することができるし、東郷平八郎が桜島を望んでいる。

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24.月照上人入水の地

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月照上人入水の地

そしてそのまま桜島を東(右)に見ながら国道10号線を北上しよう。そうすると月照上人入水の地だ。

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月照を演じる尾上菊之助は最高にかっこいい。林真理子の原作「西郷どん」における月照の立ち位置は独特だった。果たしてそのままの姿で2018年大河ドラマ・西郷どんでも描かれるのだろうか。

25.西郷隆盛蘇生の家

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西郷隆盛蘇生の家

月照(尾上菊之助)とともに入水するものの1人生き残る西郷隆盛。自らを土中の死骨と称するようになり、生涯恥じたと言われている。

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26.仙巌園

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ここまで見ることができたなら、国道10号線を中心地側に戻ろう。

 

そうすると現れるのが、世界文化遺産・仙巌園だ。1658年、島津久光(青木崇高)によって造営された別邸。島津斉彬(渡辺謙)はこの庭をこよなく愛したと言われる。2008年大河ドラマ・篤姫でも重要なシーンがいくつもここで撮影された。

 

この記事もよければご覧いただきたい。 

 

今回の2018年大河ドラマ・西郷どんでも、篤姫(北川景子)や島津斉彬の御前で相撲をとる西郷隆盛(鈴木亮平)のシーンが撮影されていた。必ず訪れるべきゆかりの地であろう。

 

朝一番から鹿児島市内の西郷隆盛ゆかりの地を回れば、そろそろお昼時となるだろう。仙巌園の中でランチをとるもよし。10号線沿の老舗で両棒餅(ぢゃんぼもち)を食べるのも良いだろう。

 

27.K10カフェ

しかししかし、お昼を食べる場所は、ここをオススメする。西郷銅像が上から眺めることができるランチスポットだ。

 

しかも、ここはなんと西郷隆盛の親族が経営し、西郷の歴史の講話を聞くことができる。

 

お腹を満たした後、午後の旅の始まりだ。

 

28.西郷隆盛銅像

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西郷隆盛銅像

もう、言わずもがな。必ずここは大混雑。お昼はここからスタートだ。西郷の愛犬・ツンもいるよ。

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29.城山公園(西南戦争薩軍本営跡)

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西南戦争本陣跡

西南戦争時、城山一帯で政府官軍と鹿児島の奪還を図りたい薩摩の私兵軍によって激戦が繰り広げられる。

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ここ城山公園の広場に、当時の薩軍は大本営を置いていたとされる。現在も石碑があるので確認しておきたい。

 

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城山公園は鹿児島市内で最も桜島の雄大な姿を一望できる場所だ。必ず鹿児島街を確認しておきたい。

 

30.西郷洞窟

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西郷洞窟

西南戦争で没することになる西郷隆盛が、城山に立てこもり最後の5日間を過ごした場所。城山を包囲した政府官軍は4万人。対して薩摩藩士族はわずか300人。さらにその半分は銃さえも持てなかった状況なのだ。それでも決して西郷に最後まで従った不屈の士族たちと、最後の時間を過ごすことになるのだ。

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31.西郷隆盛終焉の地

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西郷隆盛終焉の地

政府軍が城山を総攻撃した1877年9月24日、西郷隆盛は西郷洞窟から意を決して進撃する。しかしわずか洞窟から600mのところで腿と腹に銃弾を受けた西郷は、別府晋介に介錯を頼み、50年の生涯を閉じることになる。

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「晋どん、もうここらでよか」

 

語り継がれるこの言葉は、涙なしでは見ることはできないだろう。自らの敬天愛人の役目を終えた西郷。自分のこの世での役割は終わった。それでも、西郷の名はそれから150年が経過してなお薩摩きっての偉人として神格化されているのだ。

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32.南洲神社・南洲墓地

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南洲神社

西南戦争終結後、薩軍の戦死者は鹿児島市内の複数の場所に埋葬された。その一つが西郷隆盛を埋葬した南洲墓地。後日、薩摩の人々はこの南洲墓地を訪れるものが絶えなかったことから大正時代に入った1922年、西郷隆盛を祭神として祀る「南洲神社」として認定されることとなる。

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西郷と最後まで共にした別府晋介の墓や、

 

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2018年大河ドラマ・西郷どんでも重要な役柄を果たすであろう弟分・村田新八(堀井新太)

 

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桐野利秋、永山盛弘、篠原国幹などなど、薩軍は死してなお、絆で結ばれる場所だ。

 

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33.西郷南洲顕彰館

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西郷南洲顕彰館

1977年、西郷隆盛の没後100年を記念して建設された施設。西郷隆盛の生涯を紹介するとともに、直筆の墨跡など貴重な資料が展示されている。大人200円で西郷の考えを知ることができる施設である。必ず立ち寄りたいスポットだ。

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最後に西郷を祀る西郷南洲神社を巡れば、これで1日もちょうど終わることになるはずだ。どうもお疲れ様でした。

 

いかがだったでしょうか。

ついに始まる2018年大河ドラマ・西郷どん!薩摩藩における鹿児島市内の西郷隆盛ゆかりの地を巡る旅。1日でも大丈夫。その史跡を辿り、鈴木亮平に思いをはせるも良いでしょう。西郷の生涯を辿るのも良いでしょう。涙を流してしまいます。ぜひ、鹿児島の旅を楽しんでくださいね( ^∀^)