鹿児島市天文館『シラノドベルジュラック』のランチ〔七味小路〕

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鹿児島市七味小路にあるフランス料理『シラノドベルジュラック』のランチを食べました。東京で長くフランス料理を営んでおられたオーナーが故郷・鹿児島市に戻り立ち上げたお店です。

シラノドベルジュラックはフランスの文学作品

または、鹿児島の美味しいフランス料理店、とも言う。

鹿児島市天文館の七味小路は、鹿児島の繁華街の中でもオシャレな居酒屋や料理店が軒を連ねる一帯。友人から美味しいランチのお店があるとの情報を聞き、土曜日の午後に訪問することにしました。

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この狭い路地に40店以上のお店がずらずら～っとあるんですよね。文化通りから入り少し進むと左側に看板が見えてきます。2階にフランス料理店『シラノドベルジュラック』はあります。

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「シラノドベルジュラック（cyrano de Bergerac）」は1999年に東京の渋谷区初台で同じ店名でお店を構え、2017年5月に故郷・鹿児島へ戻り再オープンさせたんですね。楽しみです。

店に入って思い出しましたけど、ここは以前「ムッフカフェ」があったところですね。ムッフカフェのベーグルセットは何度も食べましたよね。武岡に移っても人気あるみたいです。

話が横道に逸れましたが、フランス料理店『シラノドベルジュラック』は、居抜きのお店としてレイアウトはほぼ同じままですが、コルクアートなどで客を楽しませようとしたり、雰囲気が良くて好感が持てます。

「シラノドベルジュラック（cyrano de Bergerac）」って、なかなか覚えずらい名前ですが、フランスの文学作品のことなんですね。（この記事を書くにあたり初めて知りました(◎_◎;)）

17世紀のフランス。シラノ・ド・ベルジュラックは天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれついての醜い大きな鼻を持つ男であった。ゆえに従妹のロクサーヌへの恋心をずっと胸の奥に閉じ込めていた-----

東京ではあの吉田鋼太郎さんがシラノを演じて舞台にもなっているみたいです。

カウンターが２席、テーブルが全部で５つ（4～6人掛け1つと2人掛けが４つ）の小さなお店。入店した時は女性お一人と二人組の女性が食事を楽しんでおられました。僕が訪問したのは土曜日でしたが、お昼は予約しなくてもスムーズに入店できそうです。

「シラノドベルジュラック」のランチはシンプル。基本は本日のスープ、パン、コーヒーか紅茶にメイン料理をABCDから選ぶ感じ。

今回はAの本日のお肉料理「若鳥のもも肉のコンフィパリパリ焼き」を注文することにしました。さらに、本日のスープに加えてオードブル（小海老と生ハムたまごのサラダ　パルメジャンレジャン風味）を追加し、さらに本日のデザート（おまかせ盛り合わせ）と追加することにしました。

マッシュルームのスープとパンです。パンはおかわりができました。

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これは小海老と生ハムとチーズが絶妙に絡んで美味しかったです。

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若鳥のもも肉のコンフィ。確かに皮がパリパリ。けっこう味付けがシンプルでしたので、ポテトに合わせるためのマスタードをつけていただきました。塩や調味料はわずかな味付けで、鳥本来の味を楽しむ感じです。

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チーズケーキやバナナのムースなどの盛り合わせ。デザートも濃厚というよりはシンプルな味。

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シラノドベルジュラックのランチをいただきました。東京で長く実績を積まれたシェフの料理がリーズナブルに美味しく頂けます。

夜のディナーはプリフィックススタイル（５、6品のメニューから好きなものを選ぶスタイル）でされているようです。プリフィックスにするお店は、比較的味に自信があるお店が多く取り入れるスタイルです。夜にもまた、行ってみたいです。

オーナーシェフっぽい方と、女性のスタッフ2名できりもりされていました。女性の方の対応も丁寧で、好感が持てます。デートや記念日などでもきっと満足していただけるのではないでしょうか。