カゴシマ・クリップ

鹿児島。西郷どん(せごどん)。カフェ・ランチ。なんでも書くブログ。

西郷隆盛のエピソード満載!『西郷どんのひみつ』を読んで大河ドラマ「西郷どん」を10倍楽しもう



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西郷どんのガイドブックはこれで決まり!2018年・大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)放映開始に向け、西郷隆盛の生涯・エピソード満載の「西郷どんのひみつ」を購入しましたのでレビューします。これで大河ドラマ「西郷どん」を10倍楽しめる!

 2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)

主要キャストも発表され、今にもクランクインを迎えた2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)。先日、鈴木亮平さんが鹿児島にお越しになられていました。西郷隆盛役としての知見を深め、西郷隆盛になりきるための勉強のようなものでしょうか。鹿児島人としてなんとも頼もしく、嬉しい限りですよね。

 

鹿児島を訪れた西郷隆盛役の鈴木亮平

(引用:fecebook Ryohei Suzuki 鈴木亮平)

 いち視聴者としても大河ドラマをしっかりと楽しみたいもの。大河ドラマは誰でも予習なくとも楽しめますが、時代考証などにも相当力を入れているので、時代背景や人物像を知ることにより、大河ドラマ「西郷どん」を10倍楽しめると思います。

 

原作・林真理子さんの小説『西郷どん!』は依然発売はされておりませんが、僕は毎年、原作とともにガイドブックを購入し、歴史的背景・主人公の生涯・エピソードを予習することにしています。でも文字ばっかりの堅苦しいのはイヤ!あれこれ買ったことはありますが、完読できた試しがありません。

ぴあMOOKの「ひみつ」シリーズがおすすめ

そこで毎年購入しているのが「ぴあMOOK」の『ひみつ』シリーズ。今年の大河ドラマ「女城主直虎」でも、あらかじめ買って読んでます。おもしろいですよ。

 

いろいろ探してみましたけど、このシリーズが歴史マニアなんかじゃない普通の視聴者である僕たちにはちょうどいいレベルと思います。文字ばっかりじゃなくて、イラスト豊富で、大河ドラマとのリンクもしっかりしています。参考文献も十分に記載されており、安心感があります。

 

まず、この表紙を見てくださいよ。ゲーム「真・三國無双」「戦国無双」シリーズやってた人なら分かりますよね。あの有名な諏訪原寛幸さんが書いています。かっこい~

西郷どんのひみつの表紙

どちらかと言うと、鹿児島にある西郷銅像を始めとする本物の西郷どんというより、鈴木亮平さん演じる西郷隆盛にイメージは近いですよね。

 

床次正晴作、西郷肖像

ちなみにこの着ている服は、陸軍大将の制服です。西郷どんは、日本国初代陸軍大将であり、鹿児島の西郷銅像でも着用しているものですよね。これは、"西郷を最もよく知る画家"床次正精の、1887年 (明治20年)の作品「西郷肖像」を基にしていると思われます。この絵は、鹿児島市立美術館にあります。かっこいいデス

 

ジュンク堂では西郷どんの特集が組まれている

鹿児島の巨大書店「ジュンク堂」でも当然ながら2018年大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)放映に向け、特集コーナーを早くから設置しています。もともと鹿児島コーナーは充実していますが、知名度・人気で言えば西郷隆盛・そして旧薩摩藩・島津家は2大巨頭になるでしょう。

 

鹿児島の書店のPOP

わっぜぇすげえ!んだもしたん!おもしてなんつぁならん!かごしまの書店員が鹿児島弁でオススメ!*とてもすごい!まじすげえーおもしろくて言葉に出来ない!という意味です。力の入ったPOP( ´∀` )

 

2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)でも重要な意味を持つであろう西南戦争

国内最後の内戦"西南戦争"。2018年大河ドラマ「西郷どん」においても、最終盤の重要な意味をもつ出来事であることは間違いありません。圧倒的信望を集める西郷に集う薩摩士族で結成された西郷軍(薩摩軍)対政府軍の戦い。政府軍の巨大軍勢を前に、主人公、西郷隆盛は生地・鹿児島で命を落とします。いや~、大河ドラマの結末は分かっていても、涙なしでは見れない。西郷ロスになる人々が溢れかえることでしょう。

 

gem-clip.hatenablog.jp

 

 

2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)に出演しそうなキーパーソンは網羅されている

大河ドラマの特徴として、登場人物の多さが挙げられますよね。西郷どんで登場が予想されるキーパーソンは、しっかりと網羅されています。西郷どんをテレビで見ながら、辞書代わりに使うのも良いでしょう。実際、「女城主直虎」では助かってますよ。

 

ガイドブックで言えばコラムが好き

僕が大好きなのは「コラム」。西郷どんを10倍楽しむためにはこうした小ネタを楽しみながら知っておく必要がありますよね。幕末期の成人男性の平均身長は155㎝西郷隆盛が当時相当な巨漢だったのは有名ですが(身長179㎝、体重100㎏)、実は坂本龍馬(身長173~179cm)や大久保利通(178cm)も、大きかったんですね~

 

イラスト付きだから分かりやすい。この他、こんな話が書かれています。

  • 西郷どんの持病(キンタマのサイズは人の頭くらいあった!?)
  • 西郷どんの好きな女性(「豚姫」を始めとするデブ専だった!?)
  • 西郷どんは実は生きていた(海外逃亡説)

コラム、本当に好きだな~。これを読むことで、西郷どんの人としての魅力を10倍高めてくれる気がします。

 

いかがでしたか?

買っておいて損はないです。この「西郷どんのひみつ」を読んで、西郷隆盛をさらに知ってもらって、好きになって、2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷どん」を10倍楽しんでくださいね。