京都。そこは和の文化の中心地。ところで、あなたは『ゲストハウス』に泊まったことはあるだろうか。僕は、初めて泊まったゲストハウス『しづやKYOTO』で感動を味わうことができた。もう、京都に行くときは、ここ「しづやKYOTO」以外には泊まらない。京都の中心地で、こんなにリーズナブルに宿泊できるなんて。
しづやKYOTO
ゲストハウス「しづやKYOTO」。公式ホームページには、こう書いてある。
また帰って来たい場所。
京のお宿 しづや。
キョウの散策。キョウのごはん。キョウの悦び。キョウの栞。
宿に戻るとまた楽しめる。そんな、お宿。
そのアナウンスに偽りはなく、最高の宿だったので紹介したいと思う。もう、僕は京都に宿泊する際はここ以外に泊まることはないだろう。
場所は京都駅から徒歩10分
鹿児島から京都まで旅に出た僕。朝10時過ぎに京都駅に着いた。キャリーバッグをどうしよう。京都駅のコインロッカーに預けるか?でも、京都観光の後、また京都駅に戻らないといけない・・・
ダメもとで、宿泊地「しづやKYOTO」に電話してみた。「共有スペースでよければお預かりいたします」とのオーナーの優しい言葉が。京都駅から歩くこと10分。キャリーバッグを預け、安心して京都観光に出かけることができた。(チェックインすると、お部屋まで持って行ってくれていた。何とも丁寧な心づかいが粋だ)
↑京都駅から移動途中には京都駅周辺を一望することができる
チェックインの時間は?
ちなみにチェックインは15時から夜19時までにしなければならない。ただし、チェックインすれば鍵をもって24時間どこに行ってもOK。僕は、19時にチェックインし、再度、夜の京都のまちにでかけ、夜景などを楽しむことができた。
チェックイン、チェックアウト
●チェックイン 15:00〜19:00 チェックアウト 10:00
●時間外のチェックインは基本的に出来ません。
交通機関の乱れや、やむを得ず遅れる場合は必ず前もってご連絡ください。
初めて「ゲストハウス」に泊まった
あなたは「ゲストハウス」に泊まったことはあるだろうか。僕は初めてだった。なぜなら「ゲストハウス」について、勝手にこんなイメージを持っていて、なんとなく、で遠慮していたからだ。
- ヤングな外国人が宿泊客の大勢を占めている
- 共有スペースは英語、中国語が飛び交って怖い
- フロントスタッフが外国人
これは、まったくの誤りだった。オーナーはめっちゃ都会っぽいクールな男性の方。チェックインした時は、何とも優しそうな女性が丁寧にお部屋の説明をしてくれた。(おそらく日本の方)
「母屋(おもや)」と「離れ(はなれ)」
「しづやKYOTO」は大きく分けて「母屋(おもや)」と「離れ(はなれ)」の宿泊スペースがある。奥に見える建物が「母屋(おもや)」で、女性専用のドミトリーや個室がある。
母屋(おもや)の入り口を入った玄関。ここにチェックインカウンターがある。
母屋(おもや)の共有スペース。
木の香りが気持ちを落ち着かせてくれて、ほっとするスペース。
写真の手前にあるのが「離れ(はなれ)」で男女共用のお部屋が準備されている。
ちなみに写真中央にあるのが「カレー屋:アジパイ」
ここで食事をとるのも良いだろう。心地よい笑い声が聞こえてくる。
階段を上がると宿泊スペースが現れる
ここは・・・おしゃれリビング?
これが「離れ」の共有スペース。コワーキングスペース?ここで仕事できるじゃん。なんともおしゃれな空間。
僕が泊まったのは「離れ 2階 男女混合4人ドミトリー」という、しづやKYOTOで最も安価なお部屋だった。
2段ベッドで泊まるのは小学生以来だった。びしっとクリーニングされたシーツ。カーテンで遮ることができるので、隣の宿泊客と顔を合わせることもない。
ひとりひとりに貴重品用ボックスがあり、安心して寝ることができる。
4人相部屋だったのだが、宿泊客は、全員日本人だった。ちなみに、同部屋の二人は関東の女子大学生2人組。旅行で来てます、鹿児島行ったことあります、…などなど、多少なり、たわいもない会話をさせてもらった。30代男性の僕としては、むしろ嬉しいくらいだったが、女性からしたら、男が同部屋というのは嫌な人もいるかもしれませんね。(なので女性専用のお部屋も多数あります)
その他、「離れ」には「1階 2人用個室」「2階 2~3名和室」「2階 2~3名ツイン」のお部屋がある。それぞれは区切られていて、話声が聞こえるような造りではなかった。
お風呂はよくある自宅用のあれ。でも、ピッカピカ
ピクトグラムがオシャレですよね
お風呂はよくある自宅用のやつ。でも、すごくピッカピカなんですよね。びっくりしました。ぼくはシャワーを使いましたけど、ホントに綺麗でした。スタッフさん、ありがとうです。
トイレ、自動オープン。そしてやっぱりピッカピカ
トイレのドアを開けると、センサーが反応して蓋が勝手にオープン。迎えてくれるとなんか嬉しい。そして、トイレ、ピッカピカ。スタッフさんの仕事の丁寧さが垣間見える。
洗濯機もあり。(有料)
とにかくアメニティが充実
ロングステイしたい。ここ「しづやKYOTO」を拠点にして、1週間でも、1か月でも滞在したい。そんな気分にさせてくれる。
部屋設備・備品
インターネット接続(無線LAN形式)
ドライヤー(一部)
加湿器空調
ボディーソープ シャンプー コンディショナー
化粧水 乳液 メイク落とし コットン
洗顔ソープ 入浴剤 タオル バスタオル スリッパ
ホント、素晴らしくないですか?見てくださいよ。
冷蔵庫にも水、お茶、ケトルであったかいお湯もOK
調味料関係も一式しっかり揃っていた。
鍋、まな板、包丁。ひと通り揃っている。
電子レンジにトースター
コーヒー頂きました。美味しかったです。
土日限定で朝食サービス
チェックアウトは土曜日だった。朝、離れにオーナーが訪れ、「よければお召し上がりください」と食パンセットを置かれていった。高級な朝食じゃないけど、朝から気持ちがほっこりした。幸せな気分になって、京都の旅に送り出してもらえた。感動だ。
口コミで広まっている。納得のゲストハウス
「ゲストハウス」に食わず嫌いなあなたにおススメの宿「しづやKYOTO」。
正直、ゲストハウスって、食わず嫌いだったんですね。何となく、で遠慮していた方に一度泊まってもらいたいおススメの宿。ぜひ、その目で確かめてもらいたい。ゲストハウスは「ちょっと怖い」という方。お風呂とトイレは「ピッカピカ」じゃないという方。宿で「ほっこりしたい方」。「連泊したい方」。そんなあなたにピッタリです。
それで一泊のお値段は?
僕が泊った男女混合ドミトリー(4ベッド)、いくらだと思います?
2,500円ですよ。ホント、信じられないです。
久々に「感動」の宿に巡り合えました。
日本の文化の中心地に、こんなにリーズナブルに宿泊できるなんて。
もう、京都に行くときは、ここ「しづやKYOTO」以外には泊まらないと決めました。
しづやKYOTO
《住所》〒600-8146京都府京都市下京区材木町460
《TEL》075-351-2726
《FAX》075-341-7444
《交通アクセス》京都駅より徒歩にて約10分
《駐車場》無し
《チェックイン》15:00 (最終チェックイン:19:00)
《チェックアウト》10:00
《総部屋数》23室
宿泊予約はこちらから
京都府京都市下京区材木町460
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いかがでしたか?
最後までお付き合いいただきありがとうございました。クリップのゼム、京都へ。2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷どん」、そして薩摩藩ゆかりの地を巡る旅シリーズはまだまだ続きます。よければ読者登録お願いします。