カゴシマ・クリップ

鹿児島。西郷どん(せごどん)。カフェ・ランチ。なんでも書くブログ。

まだ鉄道博物館で消耗してるの?鹿児島にはダダで貸切にできる市電博物館がある【鹿児島市交通局】



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都会民よ。まだ鉄道博物館にお金払って何時間も並んで消耗してるの?鹿児島にはタダで貸し切りに出来る鉄道博物館があるっていうのに。鹿児島市電を一望できる眺望を見よ!

鉄道博物館にお金を払って、並んで、見る?オタク泣かせですねぇ…

 

すかいさん(@sky.1221)がシェアした投稿 -

埼玉の鉄道博物館にしても、京都の鉄道博物館にしても、1,000円や1,200円のお金を払って、何時間並んで記念撮影をしていることやら。疲れ果ててしまうんじゃないですか?

 

まだ鉄道博物館で消耗してるの?

 

鹿児島の鉄道博物館はタダで貸し切りですよ!

鹿児島市交通局。日本最南端の公共の路面電車だ。鹿児島市民の移動の足として、大正時代から愛され続けている交通機関。「市電」の愛称で市民や観光客から親しまれ、公共交通では珍しく黒字経営(電車事業)を行っている。

 

鹿児島市電は、大正時代から103年もの間、鹿児島市民と共に歩んだ鹿児島市高麗町の車両基地から、平成28年、鹿児島市上荒田の新車両基地へ移転した。局舎・電車関連施設は新交通局の供用が開始されたばかりで、ピッカピカの施設だ。

 

鹿児島市交通局の施設見学

(出展:鹿児島市交通局) 

 

この電車車両基地。職員の解説付きで電車整備工場などを巡る施設見学ツアーを行っている。もちろんタダ。事前申込が必要だが、ほぼ貸切で説明を聞くことができる。当然ながら、職員の電車熱はハンパない。見学者も当然、オタク度が高く、ガチンコの市電討議に花が咲く。(市電初心者でも分かりやすく説明してくれますよ)

 

都会民よ!見よ!この眺望を!

鹿児島市交通局には、資料展示室がある。鹿児島マスターの僕は『市電博物館』と勝手に命名している。男の子には絶対ウケがいい施設だ。ぜひとも立ち寄りたい。

 鹿児島市交通局は鉄道博物館と命名

見よ!この眺望を!交通局3階の展望室。ガラスのカーテンウォールから電車整備工場、そして軌道敷の接合。あゝん・・・かっこいい。僕が見学した際は、7000形電車(愛称:ユートラムⅡ)が待機していた。

 

こんな絶景ポイントを貸し切りできるなんて。土曜日の午後に訪問し、1時間くらい滞在したが、市電博物館を訪れる者はいなかった。貸し切りだ・・・

貸し切りができる鉄道博物館は他にはないだろう

 

堂々と写真をあっちの角度からこっちの角度から撮影することができた。

観光レトロ列車かごでんは貸し切りができる

ユートラムⅡに挟まれ、そこに隠れてたのね、かごでん。みーつけた。この観光レトロ電車「かごでん」は本当に貸し切りができるので、ぜひとも利用してほしい。

観光レトロ電車「かごでん」の貸切運行

 

資料展示室には市電・市バスの歴史が分かる資料が多数展示されている。

交通局ゾーン

交通局ゾーンにしみじみする

大正から平成まで時代と共に歩んできた交通局の歴史を振り返ることができる。鹿児島人にとって歴史しみじみ~

 

市電ゾーン

懐かしの展示品が掲示される

大正元年から運行を続ける路面電車の部品や市電の系統図、懐かしの写真などが展示されている。

 廃止されてしまった伊敷、上町

1985年(昭和60年)に 国道の渋滞緩和のため廃止された上町線、伊敷線。記憶にはないが、50代以上の鹿児島市民が見ると絶対にしみじみするらしい・・

 

市バスゾーン

実はバス事業もある

鹿児島市交通局には電車事業のほかにバス事業を有している。新施設に移設されるにあたり、新たに車両部品や音声放送装置、方向幕などが実体験できる。

 

いかがでしたか?

タダで貸し切りできる市電博物館。市民に愛される鉄道の施設見学、そしてゆっくりと時間を市電を眺めながら過ごす・・・何ともノスタルジー感を感じることができる施設だ。

 

まだ都会の鉄道博物館で消耗してるの?貸し切りができる市電博物館へぜひお越しください。

 

ホントは京都などの鉄道博物館も大好きです(..)

鹿児島市交通局

《場所》鹿児島市上荒田町37-20

《開館時間》 9時30分~16時30分

《休館日》  12月31日~1月3日

《料 金》  無料

《問い合わせ》資料展示室 099-257-2111 施設見学 099-257-2116

鹿児島市電博物館の入場方法

平日(月~金)は受付台帳に記入の上、自由に入場可能。

休日(土日祝)は当直室で入構の許可を得てから入場可能。

工場見学

毎週火・木・金曜日の10時30分~11時30分と14時00分~15時00分
(休日及び12月29日から1月3日を除く)

施設見学コース

局舎前で概要説明等⇒局舎3階資料展示室⇒整備工場2階見学スペース⇒変電所前

《定員》1回につき20人(先着順)

《料金》無料